Special Chamber Concert in TOKYO vol.2 終演いたしました!

公演終了のあとに!

10月5日 Special Chamber Concert in TOKYO vol.2無事終演いたしました!

いらしてくださった皆様、ありがとうございました。

一人一人間隔をあけて席を配置しました。

歌曲に惚れる、心優しいお二人守重 結加さんと荒川文吉さんとの共演。準備、リハーサルからリヒャル・シュトラウスの歌曲への熱意を語る、とても楽しいものでした。一つ一つの言葉を汲み取り音楽の流れを話し合ったり、その素晴らしい世界を共有する時間。

リハーサルというより、憩いと充実の時間で、6時間取っていた時間はいつもほとんど音楽に費やして終わりました🥰  

 この歌曲オーボエ、ヴィオラ版を聴いて、本物の、歌手の歌うリヒャルトを聴きたいなぁと思ってくださったら本望、と思い、全曲歌詞付きのプログラムも用意いたしました。

キャパも限られていたのでプログラムは特別使用に。

プログラムの作成はいつもの羊屋さんです🎶

家で歌詞を見ながらCD、YouTubeなど聴けるように…私たちが惚れた世界を共有してくださったらと願いました💕 

そう、歌曲を楽器で弾く意味はどこにあるかと言いますと、私たち器楽奏者を通して、初めて歌曲を知った方々が、本当の歌手ってどう歌うのだろう…と興味を持ってくださったら、と思ったんです。 これらの曲を聴いて、さらに歌手の歌う歌を聴いてくださったら私たちとしては本望です。

オリジナル編成のクルークハルトとレフラーも詩が付いていることから、その意味を解読し音楽を作る意味では歌曲へのアプローチと似たようなものがあり、サクサクと計画は進んでいきました。  

皆ベルリンで学んだ事があるからか(日本の大学は、藝大、桐朋、京芸と皆バラバラです。)一つ通じるものがあり、3人の性格(!)も音も似てるねと、嬉しいことを言ってくださる方もいらっしゃいました✨☺️ 

クルークハルトとレフラーという作曲家は有名ではありませんが、弾いてみるととても魅力的な、多彩なファンタジーが溢れる作品でした。 クルークハルトはドイツ・ロマン派典型的な作品で、リストやシューマンの香りがたっぷり。ニコラス・レーナウの詩「葦の歌」に彼の厳密な解釈が音楽に投影されています。オーボエのリードは、(口に当たる部分)葦でできているそうで、楽器そのものが風景となっているかのようです。 

レフラーはフランス印象派を軸に、ドイツ、ハンガリー、中世の音楽が垣間見える壮大な作品でした。 お客様の中ではジブリの世界が見えたり大草原の小さな家が見えたとか👏(お客様のボキャブラリーにも脱帽です‼️)それぞれの想像が明確に色付けされたようで、大好評でした🥰

お二方と弾くために両作品があって良かった〜と改めてしみじみ思いました。でも、もっと欲しい、この編成の作品…🥺

現代作曲家の皆様、作ってくださったら弾きます‼️宜しくお願いします😂

いらしてくださった方々、本当に有難うございました!!

コンサートを手伝ってくれる裏方が最強です😭

コンサートで見えるのは演奏者だけかもしれませんが、手伝ってくださる方がいてくださってこそ成り立つもの。

私の企画は音楽が分かる方にスタッフをお願いすることが多いのですが、今回は豪華豪華な面々が。

譜めくりをしてくれたのは、ピアニストでもある北端祥人さん。守重結加さんのパートナーです。

ドアマンしてくれたのはバイオリニストの夫植村太郎。

そして写真、カメラを担当してくれたのはピアノの松田龍さんでした!(春にシューベルトのアルペジオーネをご一緒させていただいておりました。)

受付やや舞台を手伝ってくれるSpecial Chamber Concert なくてはならない、長尾賢さんと同級生たち

彼らのおかげで、2時間のコンサートが安心して執り行うことができました。

ここで改めて感謝申し上げます。

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